α-stationの佐藤さん
2019/06/29
こんにちは。
子供のアデノウィルス(プール熱)に感染し、今週中盤からはフラッフラだった伊勢です。夏の発熱は大変です。。。ようやっと今日の朝から少しずつ回復してきました。
さて、タイトルにもかいてます、今日は京都の方はよくご存知かと思いますが朝のα-morningという番組を25年8か月かけて担当されましたα-stationの佐藤さんについてちょっとだけお話です。
札幌在住時いつもFM North wave(北海道のα-stationみたいな感じ)ばかり聞いていた私は京都に移住した12年前、α-stationの朝からバリトンボイスをきかせた佐藤弘樹さんのあの美声に出会い、以来毎朝会社、現場に向かう車中でいつも聴くようになりました。彼自身札幌出身の京都移住者という事で勝手に親近感が湧いたのも聴くようになった理由の一つです
8時半から始まるワンポイントイングリッシュというコーナーでは常に日本語に沿って英語の解説をされ、英語を学習する上でいかに日本語が大事なのかという事、番組を締めるエンディングトークにおいても常に言葉のセンスとユーモア満載で本当に楽しませてもらいました。
そんな佐藤さんが突然6月3日にお亡くなりになり、公表されたのが今月17日。そこからもう佐藤さんロスです(´Д`)
が、もちろん僕の様なリスナーさんもたくさんいらっしゃるようで毎週金曜日の8時半、そして10時前のエンディングトークに過去の佐藤さんの放送を一部抜粋して放送してくれているというなんと粋な計らいをしてくれるα-station。
今それを聴くと深い。。。
番組をお休みされる直前の放送を聴いていてとても苦しそうにお話されていて何か体の具合が悪いのかなくらいにしか思っていなかったのですが、大病を患いながらも最期までマイクの前で、と決められていたそうです。
4月から2週間ほどお休みされたのですが、そのお休み明けの第一声
I'm back here
むちゃくちゃ渋くて今聴いてもこっちが照れてニヤけてしまうくらいカッコイイんです笑
今思えばこの言葉にどのくらいの思いを込めていたんだろう、私たちの計り知れないところに佐藤さんはいたのだと思うと、普段何気なくしている仕事や人との向き合い方も改めてなくちゃと考え直すきっかけになりました。
どんなに健康管理、身の回りに気を付けていてもいつ何が起こるかわからない。
いまニュースで頻繫に見られますが子供と手をつないで歩いている時にいつ突然人の運転する車に突っ込まれるかわかりません・・・(これはちょっとまた別の話ですが)
いつ人生を終えてもいい。。。という境地に私はまだまだたどり着きませんが、この先100年後にはきっと生きていない決して長くはない残り時間なので正に悔いのない人生にしたいものです。
今日の一曲♬
山下 達郎 Tatsuro Yamashita - 蒼氓(そうぼう)
ではまた次回
伊勢 晋祐