ブロック塀
2018/06/25
こんにちは。伊勢です。
大阪北部地震、今日で発生から一週間経ちましたね。
幸い京都市内は比較的被害が甚大ではなかったようですが、震源となる大阪北部を中心としては今も避難所生活を送られている方もいらっしゃいます。
被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます。
そして今回の地震で9歳の女子小学生が登校中にコンクリートブロック塀の下敷きになって亡くなってしまうという大変残念な事故が起こりました。『学校でのあいさつ運動のため、少し早く家を出た・・・』との事ですが、残されたご家族の事を思うとなんともやりきれない思いでしょう。。。お悔やみ申し上げます。
上記の被災に関して連日の報道からは『建築基準法』や『違法』という言葉が目に付くようになりました。事故が起こってから慌てて各地の既存塀の調査に入る行政、、、このタイミングが良いのか悪いのかわかりませんが、少なくとも多くの危険を伴うブロック塀が発見され、既に撤去の段取りが行われています。
※画像は(社)全国建築コンクリートブロック工業会HPより
設置される環境や条件にもよりますが基本的には上記の施工方法で行わなければなりません。高さは2.2mまで。
コンクリートブロック塀は施工期間も短く鉄筋コンクリート造と比べると比較的安価で建てられるので『お手軽塀』として行政、民間の建築物含め至る所に設置されています。
余談ですが私が京都に来て直ぐの時には多くの高いブロック塀があることに驚きました。北海道は積雪の荷重で塀が倒れたりするので、背の高い塀は鉄筋コンクリートで造られており、建てられるブロック塀のほとんどは高さを80cmや1m程度に抑えた物ばかりなんです。
ただ誤解して頂きたくないのは正しく行えば何も問題のない施工方法という事です。
あれもこれもダメ!という事ではありません。
そして高さや控え壁の有無もそうですが、どちらの敷地に建てられているかというところも大事になってきます。
基本的に自分の敷地にある塀は自分で管理を行わなければいけませんが、境界線より向こう側に建てられたお隣さんの塀だとお隣の所有物なのでこちらでどうにもできません。もし危なっかしいな~と思ったら専門家に聞く、もしくはお隣さんとどのように管理していくか話し合いましょう。また、複数で建てられた建売住宅なんかはブロック塀の中心が境界線という事もあり、地域によってはそれが慣習となって当たり前の様に施工されている所もあります。
今まできっとその存在すら気にしていなかったご自身の身の回りのブロック塀、今回を機会に是非見直してみてくださいね。
ではまた次回
伊勢 晋祐